【北京時事】中国を訪問中の公明党の山口那津男代表は19日、北京の釣魚台迎賓館で中国共産党の宋濤中央対外連絡部長と会談した。

　山口氏は香港で続く抗議活動について「世界中が注目し、日本からも多くの企業が進出している。穏やかに収束していくことを希望している」と述べ、中国が武装警察の投入など直接介入に踏み切らないよう促した。

　これに対し、宋氏は「『一国二制度』の下で、法によって香港の安定を図っていく。日本にも正しい認識を持ってほしい」と指摘。緊急事態時の介入を認める香港基本法を念頭に、平和的解決への言質を与えなかった。　


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